魔獣に唯一対抗出来る選ばれし少年少女たち。

魔法道具を用いて変身することが可能。
変身前の姿形性別問わず、変身後は見目麗しい少女の姿を取る。

魔法少女の適性がある者は、天使の口付けと呼ばれる紋章が体に刻まれて産まれてくる。
紋章の形状は様々だが、ハート・羽・星・宝石・花といったファンシーなモチーフであることが多い。

天使の口付けはその部分の皮膚を燃やしても抉り取っても決して消えることがない。
唯一、二十歳の誕生日を迎えることで、何をしても消えなかった天使の口付けは元からなかったかのように消え去ることが分かっている。

出生届に天使の口付けの有無の記載欄が用意されており、魔法少女適性者名簿が国によって管理されている。

天使の口付けを持って生まれてくる子供は非常に稀である。
そのため、魔法少女科が置かれている学校に通い、魔獣と戦うことが法律で義務化されている。
代わりに魔法少女活動を行っている者に対しては国から給与及び奨励金が支払われる。